NHKの男性ディレクターが、タクシー運転手の男性に大ケガをさせたとして28日、書類送検された。
警視庁によると、NHK制作局の40代の男性ディレクターは今年4月、東京・渋谷区の路上で、トラブルになったタクシー運転手の男性に骨盤骨折などの全治3か月の大ケガをさせた疑いで書類送検された。
男性ディレクターが外から運転席のドアを開け運転手をひきずり降ろそうとしたところ、タクシーが急発進をしてマンションのフェンスに衝突したということで、容疑を認めている。
NHKによると、男性ディレクターは来年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」の演出を担当する予定だったが、担当を外されたという。
NHKは「運転手の方や関係者に深くおわびいたします。捜査の状況を踏まえ、厳正に対処します」とコメントしている。
2017/06/28 19:54